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言葉の数だけ世界は拡がる

クラシック音楽

令和元年に演奏した曲1 セザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 その3 レッスンと本番

【レッスン開始から本番前まで】 3月のレッスン第3回くらいからやっとフランクのソナタをみてもらうことになった。12月の第2回までの間、楽章の順としては1→2→4→3をやった。 弾きながら、弓を節約したり、弓の返しでフレーズを切らない様にしたりと弓の使い…

令和元年に演奏した曲1 セザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 その2 音楽教室選びからリハビリへ。

前の記事から21日経ってしまったので復習。こんな曲。 Franck: Sonata in A major 4th movement; Noé Inui & Vassilis Varvaresos ちょくちょく弾いては見ていたものの、一向にうまくはならない。 上達するには上手い人から指導を受けるのが一番だという。出…

曲目の豊富なNaxosMusicLibrary〜クラシック音楽ファンのためのサブスクリプション音楽配信サービス

大体の演奏会には予習をして臨んでいます。基本的には音源を所持しているものは自宅のオーディオでそれを再生して聞いていますが、聞きたい曲を収録しているCDが必ずあるわけではありませんし、大学でレポートや卒論の準備をしたり外出などにより自宅で音楽…

あなたのクラシック音楽はどこから?わたしはブーレーズから。

通っていたオーケストラ部があり、そこでヴァイオリンを始めた。 数ヶ月経った頃だったか…オケでできた友人には首席打楽器奏者(といっても打楽器は1人だったけどね。以降ティンパニ君)やヴィオラ弾きと、クラシック音楽好きが2人いた。 そのうちティンパニ君…

2020年1月5日 坂入健司郎/東京ユヴェントス・フィルハーモニー 第20回記念定期演奏会

【前日譚】 12月に行ったコンサートは1つだけ、仙台市宮城野区での室内楽演奏会。演奏は1つ目の曲目では残念、2曲目でその残念さを挽回、後半のプログラムは全く予習をしてこなかったけども魅力的な曲だしいい演奏だった。ただ、音が消え入って終わる緩徐楽…

クラシック音楽、未聴音源が山のようになる問題〜未聴音源ができる理由と結び

前回の記事では、聞き手の成長とは、そのとき聞いた実演奏や音源がたとえ駄演凡演であったりいい演奏だけど気に入らなかったとしても次も聞こうと思う意欲を持ち続けること、とした。今回は、そうした聞き手の成長がどう未聴音源の発生や増加を促すかについ…

クラシック音楽、未聴音源が山となる問題〜聞き手の成長とはなにか

シリーズの記事としては4日ぶりの記事となる。前回の振り返りをしておこう。 聞き手の成長となる要素は2つあり、1つは知識やその獲得、もう1つはCD動画の視聴及びコンサート鑑賞などの視聴経験やその蓄積である。その2つは両輪の存在であり、どちらが欠けて…

#新春ブラームス祭

未聴音源はわたしも多く抱えていて、ドイツ・グラモフォンから出ているブラームス:作品全集もその中の一つである。特に声楽曲に未聴のものが多い。 ピアノ小品も室内楽も良作ばかりなのだから声楽曲もいいものばかりに違いがなかろうに、勿体ない。機会を設…

月並みだけど、今年を振り返る〜音楽活動が充実した平成31年・令和元年

【音楽活動】 去年の12月から、フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 全曲を習うことを目的にヤマノミュージックサロン仙台に入会、ヴァイオリンのレッスンを始めた。このことは以下の記事から始まるシリーズ(明日以降続編を投稿)を参照して…

クラシック音楽、未聴音源が山となる問題〜聞き手の成長を構成するものとは 編

【前回のまとめ】軽音楽が編集技術の向上や記録媒体の発展にかかわらず一曲の長さにはそれらの要素は影響しないので一曲の長さは変わらず、更にはサブスクリプションサービスの展開で音源購入の必要すらなくなった。クラシック音楽でも編集技術の向上や記録…

クラシック音楽、未聴音源が山となる問題〜導入編

未聴音源が溜まっていくのはクラシック音楽ファンにはよくある話である。 5ちゃんねるクラシック音楽板には、旧2ちゃんねる時代から続く「未聴CDの山を見て人生の残り時間を考える」というスレがあり、その歴史は2004年10月22日から始まり、現在まで29スレッ…

STOP、スメルハラスメント!〜人間関係もコンサートも快適に

今はなくなったSNSから12〜13年の付き合いのあった友人から、今日Facebookの友達設定を解除されてしまいました。1年3ヶ月前のことでしょうか。サー・サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団による演奏会のために遠征したときにその友人 Sさんのお家に泊まらせ…

コンサートマナーはコンサートの敷居を高くするか

「コンサートマナー」と「クラシック音楽の敷居」という話題は度々Twitterのクラシック音楽ファンの間で話題になる。 わたしの相互フォローの方々も例に漏れずそうした話題をツイートしては反応をもらうのだ。例えばこうしたものだ。 「コンサートマナーにつ…

1月のコンサート鑑賞予定

5日 指揮:坂入健司郎 管弦楽:東京ユヴェントス・フィルハーモニー管弦楽団 17日 紀尾井室内管弦楽団メンバーによるアンサンブルコンサート 以上はチケット購入済み。 もし余力があれば、29日 指揮:渡邊一正 管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団 の名曲…

令和元年に演奏した曲1 セザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 その1 出会い

セザール・フランク(1822〜1890)はベルギー出身でフランスで活躍した作曲家で……と書いたところで、クラシック音楽に親しんでいる人には既知のことであり、知らない人にとってはGoogleで検索すればわかることである。もし知らない人がいれば調べて欲しい。 誰…

楽器経験者は必ずしも聞き専より優れた鑑賞者ではない問題

楽器経験というのは誰にでもあるというものではない。世の中には聞き専という人の方が多い。 楽器経験がある人は、音楽の素材を聞き分けたり楽譜が読めたり楽器の使い方をよくわかっているから優れていると思われがちだ。これが違うのだ。わたしのTwitterの…

2019年に行ったコンサートとライヴのまとめ

日付と出演者、曲目だけ。感想は数公演ピックアップして後で書くかもしれない。 1/4 「艦これ」鎮守府新春Jazzまつり2019in日本武道館 昼の部 声優:藤田咲、中島愛、内田秀、高尾奏音、宮川若菜、タニベユミ ゲスト:龍玄とし、伊東たけし(T−SQUARE)、酒井…

schumannianという名前

2001年の2月だっただろうか、ロベルト・シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61をレナード・バーンスタイン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で聞いていた。 Symphony No. 2 in C, Op. 61: III. Adagio Espresssivo ウィーン・フィルハーモニー & …