無限/夢幻の箱庭

言葉の数だけ世界は拡がる

友達と一緒にききたい曲 #30DaySongChallengeクラシック版 16日目

以前紹介した同人誌の作者が炎上していて、更に紹介記事の閲覧数が延びていて複雑な気持ちである。
そんな中でブログを更新するのも変な気分であるが、その記事の処遇について悩むツイートをしたら「聞きたい曲に悩んだときに読もうかと思う(大意)」という励ましの言葉を頂いたので、その人の為に書こうと思う。学期が終わったことだし、ぼちぼちブログの再開はしようと思っていたところだ。

友達と一緒に聞きたい(?)曲

人と演奏会に行かない、録音を聞かないわたし

今でこそTwitterで知りあったクラシック音楽好きと会場で会うようになったけれどもそれはここ2・3年のこと。それまでは、お茶を飲みながらこれからの演奏に期待を膨らませたり、終演後にお酒を酌み交わしながら感想を述べたりすることはなかった。無論、誰かをコンサートに誘うこともなかった。ある知り合いに云わせれば、アマチュア・オーケストラの定期演奏会はデートの口実としてもデートプランとしても優秀らしいが、できの悪い演奏を聞いてしまうと機嫌が悪くなるしそれが表情出やすいので、わたしは余程仲が良くなければに限らずコンサートに人を連れて行こうとは思わない。

音楽鑑賞サークルに所属しているから、勿論部室のオーディオで音源を再生しているときに別の部員が在室しているときもある。その際は同室している部員の好みに合わせたり、許可をとったりしているが、気ままに好きな曲を聞いていたいのでできれば部室にわたし以外の人がいない方がありがたい。

考えたが、そういう曲は…

そうした個人の事情を差し置いてでも友達と聞きたい曲があるだろうか?

誰でも好きな、或いは話題にしやすい曲を選ぶ他にない。友達と聞きたい、というより友達がいても彼らがいても一緒に聞ける曲という方が適切であろう。

結論から言うと、そんなものはない。友人が好みであってもわたしが気に入っていなければすれ違いが起きるし、できればお互いに気分良く過ごしたい。友人と一緒に音楽を聞くのは、音楽が原因で喧嘩をしない仲になってから。

 

この演奏家のこの1曲 #30DaySongChallengeクラシック版 15日目

遅れていた分サクサク書いていこう。今日は目次無しで。

 

 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の1975年来日NHKホールでの公演で演奏されたヨハネス・ブラームス交響曲第1番 ハ短調 作品68。 

ブラームス:交響曲第1番 他

ブラームス:交響曲第1番 他

 

 大学受験浪人中の9月にカラヤン/BPhの80年代の全曲録音で初めて聞いてからというもの、この曲を聞いて起きる胸の高鳴りが忘れられない最中に視聴した「20世紀の名演奏」でこの演奏を知った。

力強くもインテンポで変に溜めることなく終始音まで突き進む演奏。

ニコニコ動画にアップロードされたもので視聴できる。

弾いてみたい曲 #30DaySongChallengeクラシック版 14日目

久々に書く。

 ヴァイオリンを弾くからには演奏してみたい!

レッスンの振り返り記事を時たまあげることからわかるように、わたしはヴァイオリンをまあまあ弾く。今年の5月で24周年になった。オーケストラや弦楽合奏団に所属してオケ曲・弦楽合奏曲を弾いた他、発表会では、モーツァルトやバッハの平易な協奏曲を演奏した。10年前に精神的な疲れから弾かなくなってしまったものの、クラシック音楽研究会の後輩ちゃんにセザール・フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調をリクエストされたのがきっかけで復帰、レッスンを受講するに至った。

schumannian.hateblo.jp

1曲弾けるようになっただけではまだまだ物足りない、もっと色んな曲を弾けるようになりたいのだ。

オーケストラ曲

あまりオーケストラや弦楽合奏団にはいい思い出がない。双極性障害で気分のむらがあり、それで各所において人間関係を壊してしまったのだ。自分が悪いとはいえ、もう音楽以外の要素、特に人間関係を良好に保つことが求められるような団体で音楽をやりたくないのだ。

とはいえ、オケや合奏団の正規団員にならずとも弾きたい曲が出てくるのが人情というもの。

一度やった曲や好きな曲の中から弾いてみたい曲を挙げていこう。

まずはブラームス。大学3年のときに交響曲第1番 ハ短調 作品68をやって、それ以外の3曲もできれば演奏したい。 

 ラフマニノフは第2番を2年のときに弾いた。これはそれ以外の曲は技術の上でも編成の上でも難しいだろうが、それらをクリアすることができれば第3番 イ短調 作品44 を演奏してみたい。念願叶って、19年2月に開催された京都市交響楽団定期演奏会で、秋山和慶先生の指揮で聞くことができた。第1番も好きな曲なのだが、楽譜の入手が一番難しいだろう。 

ラフマニノフ:交響曲全集

ラフマニノフ:交響曲全集

ラフマニノフ以外の20世紀に活躍した作曲家が書いた楽曲も弾いてみたい。バルトーク・ベーラ:管弦楽のための協奏曲 Sz.116だけを挙げるが、他にも演奏したい曲は幾つかある。 

Bartók

Bartók

 順番は前後するが、マーラーが好きであるからには、演奏機会の多い第1番や第5番はもちろんのこと、それほど編成の大きくない第10番(デリック・クックによる補筆完成版第3稿第1版は3管編成)はもっと演奏されていいだろうし、演奏したい。

協奏曲

ソリストとして

発表会で取り上げることでもない限りその機会はないだろうし、発表会において10分以上かかるような楽章は演奏することはできないだろう。それでもビートホーフェンやブラームスシベリウスのヴァイオリン協奏曲は憧れの存在だ。 

 また、手が届くことはないだろうけど、バルトークの楽曲で初めて聞いたヴァイオリン協奏曲第1番もいい。

Bartók: Violin Concertos Nos. 1 & 2

Bartók: Violin Concertos Nos. 1 & 2

 トゥッティとして

ヴァイオリン協奏曲以外のものを挙げるとすると、リヒャルト・シュトラウスオーボエと少管弦楽のための協奏曲 ニ長調 TrV292がいい。シュトラウスの楽曲では最も好きなものだ。

R. Strauss: Oboe Concerto, Serenade & Sonatina No. 2

R. Strauss: Oboe Concerto, Serenade & Sonatina No. 2

  • Alexei Ogrintchouk
  • クラシック
  • ¥1528

 ソロで

現在レッスンは

  • ソロでやっていくこと
  • 技術の習得を目的としない協奏曲については取り上げない

ことを前提に選曲し講師に提案している。

今のところ伝えて了承を得ているのは、ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番 ニ短調 作品108である。

 発表会では時間の制限があって第3・4楽章を演奏する予定だが、レッスンでは全楽章を見てもらうつもりだ。

ソナタ第3番までに、現在見てもらっているモーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423が終わったら、技術習得のために同じくモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番 ニ長調 K.219を見てもらう。

二重奏以上のアンサンブルで

二重奏ならば、ベーラ・バルトーク:ヴァイオリンのための44の二重奏曲Sz.98 BB104を。 

Bartok: Contrastes  44 duos pour 2 violons

Bartok: Contrastes 44 duos pour 2 violons

 中退前と地元での最後の発表会で10曲くらい弾いたけども、全曲弾いてみたい。

三重奏曲だとフランツ・シューベルト:弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D581がいい。 

Schubert: String Quintet, D. 956 - String Trio, D. 581

Schubert: String Quintet, D. 956 - String Trio, D. 581

  • Ensemble Villa Musica
  • クラシック
  • ¥917

有名所とはいえないけれども、これがなかなかの佳品。

二重奏や三重奏に比べ、弦楽四重奏は山ほどある。選ぶのが難しい、パス。

五重奏や六重奏はブラームス。 

Brahms: String Quartet, Quintet & Sextet

Brahms: String Quartet, Quintet & Sextet

 ブラームスの楽曲は

 

ソロのときに既にソナタ第3番 ニ短調 作品108を上げたけど、この編成だとやはり選ばずにはいられない。ヴァイオリンを編成に入れている室内楽曲を弾きたいものである。

Collector's Edition: Complete Chamber Music

Collector's Edition: Complete Chamber Music

  • アーティスト:Brahms, J.
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: CD
 

 非定形重奏曲では、オリヴィエ・メシアン:時の終わりの四重奏曲がよい。 

Messiaen: Quatuor Pour la Fin Du Temps

Messiaen: Quatuor Pour la Fin Du Temps

 

以上、弾きたい曲を思うままに書き連ねてみた。楽器経験があると思いつくものだ。

別れの曲 #30DaySongChallengeクラシック版 13日目

近頃は仙台も30℃を超える日もあるくらい熱くなってきた。梅雨入りしたとはいえ雨はあまり降らないようだ。湿度も低く過ごし易ければいいのだけれど。

告別

別れをタイトルに入れる曲いろいろ

なかなか気の進まないお題である。

というのも、表題や渾名に別れについての語句がつけられているものを上げればそれで済むことや、別れを連想する曲を挙げるのも安直であるため、書き甲斐をあまり感じないためだ。

以下、タイトル等を挙げるだけに留める。

別れの曲

フレデリック・ショパン:12の練習曲 作品10より第3番 ホ長調《別れの曲》

葬送

これまたショパンの楽曲を挙げることになる。ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品35は第3楽章が葬送行進曲である。

グスタフ・マーラーには交響曲第5番 嬰ハ短調 第1楽章が葬送行進曲で、交響曲第2番第1楽章の元になったのは交響詩《葬礼》と名付けられていた。

告別

ルートヴィヒ・ファン・ビートホーフェンのピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 作品81aには作曲家自身が名付けた、《告別》という表題がついている。

 

長調の曲 #30DaySongChallengeクラシック版 12日目

随分と日を開けてしまった。さあ、続きを書こう。

いきなり短調の話をしよう

長調の曲」というお題なのに早速別の話題を始めようとするのはなんという情緒の安定しない行為であろうか、と思われるであろう。

これは根拠のないことではない。なんせ、調性は大きく分けて2つ、長調短調に分かれるので最初に触れておきたいのだ。

全作品の73%が長調の作品である。モーツァルトの主な注文主は王侯貴族である。短調の作品はアクセントにはなるけれどもそればかりでは気分が陰鬱になる。現代に生きる庶民であるわたしでさえそう思うのだから、彼らが宴席や日常を過ごすのには不適当であろう。

偽作・散逸曲を含めて54曲ある交響曲にしてたった2曲、それもそのどちらかもト短調だ。

12つある短調、それに無数にある短調作品に対して、悲しいという言葉だけで言い表そうとするのは不可能だし、なにせ乱暴過ぎる。モーツァルト短調作品については悲しさ・暗さではなく憤怒を強く感じるし、ベートーヴェン以降の楽曲については、輝かしき終曲に向かうための第一歩であろう。

さて、長調の曲

交響曲

折角モーツァルトについて触れたので、彼の作品には触れずにはいられない。

偉大なるハ長調交響曲第41番 K.551を誰もが思い浮かべるであろうが、わたしは交響曲第31番 ニ長調 K.297(300a)を挙げよう。

というのも、彼の交響曲で最初に聞いたのがこの曲だからだ。「パリ」 の愛称はその地の演奏団体の支配人からの注文が由来とされているが、ルイ14世が「新しいローマ」を目指して作り上げようとして約100年後のパリと呼ぶにふさわしい賑やかさがある。

次に上げるのもニ長調の曲だ。

グスタフ・マーラー交響曲第9番 ニ長調 

Mahler, G.: Symphony No. 9

Mahler, G.: Symphony No. 9

演奏会では10回近く聞いただろうか。サイモン・ラトル/ロンドン交響楽団の2018年9月の来日公演で聞いたのが最後である。フライング拍手がなければ最も感慨深い演奏会の一つになっていたに違いない。

協奏曲

交響曲ではニ長調の曲を2曲あげたが、協奏曲でも同じ調性で書かれた作品をあげる。というのも、弦楽器にとって最も演奏しやすい調性で、ベートーヴェンブラームスチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はすべてニ長調である。それだけではなくヴァイオリンが重要な枠割を果たす曲にはこの調性がよく使われている。

ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61 

 室内楽

ここでようやく別の調性で書かれた曲をあげる。

ヨハネス・ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 イ長調 作品100 

Brahms: Sonates pour violon et piano (Intégrale musique de chambre), Vol. 4 [Live]

Brahms: Sonates pour violon et piano (Intégrale musique de chambre), Vol. 4 [Live]

  • Pierre Fouchenneret & エリック・ル・サージュ
  • クラシック
  • ¥1681

 愛称のある第1番と演奏機会の多い第3番と比べれば地味な感じがある。しかし、人生の酸いも甘いも噛み分けた人間が語る奥深い味わいを感じるのだ。

水にまつわる曲 #30DaySongChallengeクラシック版 11日目

答えが限られているお題に思えるが、探すと割とあった。

水にまつわる曲

ピアノ曲

モーリス・ラヴェルには「水の戯れ」とストレートにそういう題のものがあったり、「夜のガスパール」の第1曲「オンディーヌ」は水の精霊を指すし、「鏡」の第3曲は「海原の小舟」という題を持つ。 

Ravel: L'oeuvre pour piano

Ravel: L'oeuvre pour piano

  • ロジェ・ムラーロ
  • クラシック

 ラヴェルの楽曲についで有名なものといえば、フランツ・リスト:「巡礼の年」第3年S.163の第4曲 エステ荘の噴水 であろう。 

The Liszt Project - Bartók; Berg; Messiaen; Ravel; Scriabin; Stroppa; Wagner

The Liszt Project - Bartók; Berg; Messiaen; Ravel; Scriabin; Stroppa; Wagner

  • ピエール=ロラン・エマール
  • クラシック
  • ¥2139

管弦楽

オットー・レスピーギ交響詩「ローマの噴水」 

 レスピーギは、リュートのための古風なアリアと舞曲を第1番から第3番まではたまに聞くものの、ローマ3部作はあまり聞いていないので特に語ることがないが、この機会に聞いてみたいと思う。

ロベルト・シューマン交響曲第3番 変ホ長調 作品97 

Schumann: Symphonies Nos. 3 & 4

Schumann: Symphonies Nos. 3 & 4

この曲には「ライン」という名前がつけられてはいるがシューマン自身がつけたものではない。それではあるが、第1楽章は「父なる川」のような雄大さを湛えている印象を受ける。

オペラ

リヒャルト・ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 

Wagner: Gotterdammerung

Wagner: Gotterdammerung

 「ラインの黄金」 も水にまつわる曲ではあるが、わたしは「神々の黄昏」を特に推したい。序幕から第1幕への間奏曲となる「ジークフリートのラインへの旅」は、てっきりこの記事を書くまでジークフリートが川下りをする様子を描写するものだと思っていた。正確には意気揚々と新たな冒険に出ている様子を描いているようだ。

第1幕から物語はライン河畔で進行している。第3幕では、ジークフリートがラインの乙女から指環の返還を求められるが断るシーンがあるし、なんといっても「ブリュンヒルデの自己犠牲」ではブリュンヒルデが飛び込んだ薪の山から天上界まで火が上り、ライン川は氾濫して洪水が地を飲む。

大切な人に贈りたい曲 #30DaySongChallengeクラシック版 10日目

例えば恋人や配偶者など個人に対して贈るものについては、あまり長い曲ではない小品がいい。編成は、ピアノ以外で独奏だと鑑賞に耐えうるクオリティでの演奏や、そもそも曲が少ないので難しいので、ピアノ伴奏がつくのが望ましい。声楽ならば独唱でも形になるかもしれないが、如何せん曲を知らないのでこれについては省略する。ピアノ曲は、自分が弾けるとして、弾いて聞かせたい曲を選ぼう。

大切な人に贈りたい曲

 ヴァイオリンとピアノで…

セルゲイ・ラフマニノフ: ヴォカリーズ ホ短調 14の歌 作品34の14

映画「ラフマニノフ ある愛の調べ」 にて、ピアノ協奏曲第2番の成功後、作曲にあたって献身的にラフマニノフを支えたナターシャに弾いて聞かせたのがこの曲だった。そして弾き終わった後にプロポーズする。もっとも、作品番号は34で、1915年に作曲されていたとされているので事実ではないだろう。しかし、プロポーズに弾いて聞かせるにはいい曲であることは間違いない。

ピアノで弾いて聞かせるなら

 ヨハネス・ブラームス:6つの小品より 間奏曲 イ長調 作品118の2 

 ピアノ弾きの友人の話だと、他の作曲家によるピアノ曲とは別の、ややこしい指使いを強いられるという難しさがあるらしい。

それはともかく、この曲を聞いているとまるで時間の止まっているような世界に取り込まれる感覚を覚える。本当にこの曲で時間の止まった世界にいられるなら、大切な人と2人でいるなら、その中で永遠にいられるだろう。

#指揮してみたい作品10選

本日は2本立て。

30日チャレンジの9日目について記事を書いた後に思いつき、Twitterの相互フォロワーの方が作ったハッシュタグに便乗して記事を書くことにした。

 #指揮してみたい作品10選 はすぐに記事は書けるが、 #指揮してみたいプログラム10選となると一つ一つプログラムを組むのが楽しくはあるがけっこう大変な作業である。後者については今すぐというわけではなく、10回の演奏会に相当するプログラムを考え、数が揃ったら一つづつ記事を書こうと思う。

 指揮してみたい作品10選

これについて書くことに対して縛りを設けることにしよう。というのも、好きな作曲家の好きな作品を全て書こうとすればその作曲家だけで埋まってしまう。ブラームスシューマンラフマニノフで11作品、マーラーだけでも、大地の歌を含めると11作品に及んでしまう。この4人の作曲家による交響曲は除いて選ぼう。また、好きな作曲家はそれだけでも何曲も選んでしまい話が尽きなくなってしまうので、一人の作曲家につき1曲としたい。 

フランツ・ ヨーゼフ・ハイドン交響曲第90番 ハ長調 Hob.Ⅰ:90

ハイドンは何かしら楽曲に仕掛けを設けている。交響曲第90番では第4楽章にまるで終始音のような少終止を2回置いている。それは聴衆の拍手を誘うものの、まだ曲は続いて、初めて聞いた人を困惑させ、既に知っている人に対しては笑いを催させる。

ウォルフガング・アマデウスモーツァルト交響曲第41番 ハ長調 K.551 
Mozart: Symphonies Nos. 40 & 41

Mozart: Symphonies Nos. 40 & 41

 これも第4楽章に対しての興味である。複雑極まりないコーダをいかに綺麗に聞かせられるか、挑戦したい。

 このコーダについては、音楽ライター 小室敬幸氏による動画解説がわかりやすい。

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー交響曲第6番 ロ短調 作品74 
Dorati Conducts Tchaikovsky

Dorati Conducts Tchaikovsky

まだ実演では3回しか聞いていないのだが、あまり満足していない。自分で振って、聴衆を満足させる演奏ができるかどうかはわからないが、様々な挑戦をすることだろう。

ヨハネス・ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25(アーノルド・シェーンベルクによる管弦楽編曲版) 
Beethoven (arr. Mahler): String Quartet No. 11 - Brahms (orch. Scoenberg): Piano Quartet No. 1

Beethoven (arr. Mahler): String Quartet No. 11 - Brahms (orch. Scoenberg): Piano Quartet No. 1

 交響曲は縛りにより挙げないことにしたが、好きな作曲家だし1曲は選びたい。それに、室内楽曲でも編曲版でも好きな曲である。振らずにはいられない。

リヒャルト・シュトラウスアルプス交響曲 作品64 TrV233

 大規模管弦楽に身を置くことを体験してみたい。うまくいかないと響きが混濁して大変なことになりそうだ。

モーリス・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
Ravel: Concertos pour piano & Le tombeau de Couperin

Ravel: Concertos pour piano & Le tombeau de Couperin

 第2楽章、しばらくピアノ独奏があり、木管楽器が入る瞬間は得も言われぬものだ。

バルトーク・ベラ:バレエ音楽中国の不思議な役人

 鋭くおどろおどろしい響きを自らの手で実現させたい。

オリヴィエ・メシアン:歌劇「アッシジのフランチェスコ

 これもアルプス交響曲と同じ理由だが、こちらは2017年11月にびわ湖ホールでシルヴァン・カンブルラン/読売日本交響楽団らによる演奏を聞き、オンド・マルトノ独奏による「天使のヴィオール」の法悦が印象に残っている。

ピエール・ブーレーズ:…エクスプロザント・フィクス…

 高校1年生のとき、友人に「クラシック音楽のCDでいいのあったら貸してくれ」と頼み、出てきたものがこれだった。おかげでコンテンポラリー作品に対して抵抗がない。恩返しと言ってはおこがましいが、振ってみたい。

ジョン・アダムズ:ハルモニーレーレ

 エド・デ・ワールト/NHK交響楽団による演奏をクラシック音楽館で鑑賞して以来ハマっている。1曲くらいミニマル・ミュージックを振ってみたい。

ソナタといえば? #30DaySongChallengeクラシック版 9日目

なかなか暖かくならない4月であるが、仙台市青葉区の週間天気予報を見ると20℃を超える日も多くなる様だ。ただ、最低気温はまだ10℃以下の日々が続く。体を冷やさないように布団と毛布はまだ必要だ。

さて、今日のお題はソナタ。ヴァイオリンやピアノにとっては作品は豊富で、他の楽器にとっては貴重なレパートリーになる。

わたしが日常的に聞いたり、演奏したい曲を挙げていきたい。

 ソナタといえば?

ヴァイオリンを編成に入れているもの

趣味でヴァイオリンを弾くことはこのブログでもよく触れている。月に3度のレッスン受講の振り返り記事を書いたり、弾いた曲についても書いたりもした。弾きたい曲について書いてもいい。この機会に書いてみよう。

弾きたい曲

 ブラームスは10月に予定されている発表会が終わったら3曲のいずれかを選んで弾きたい。ベートーヴェンはそれ以外に時間をかけて弾いていきたい。この辺りは、クロイツェル・ソナタを除いて今の技巧上なんとか弾けそうな感じではある。

では、今の所技巧がおぼつかない曲を挙げよう。

バルトーク・ベラ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1・2番、無伴奏ソナタ 

Bartók: Violin Sonatas

Bartók: Violin Sonatas

 細かいパッセージは勿論、めくるめく重音や分散和音、複雑極まりないリズム…古典派の協奏曲を弾くよりも断然難しそうで、演奏のために身に付けなければならない技巧で身についていないものはまだまだ多いし、一生かけても身につかないかもしれない。弾けるようになったとしても、ピアノを弾ける人が見つかるかどうかわからない。

夢である。

よく聞いている曲

ブラームスフォーレ、フランクのソナタをよく聴いている。これについては下記の記事を再読されたい。

chumannian.hateblo.jp

schumannian.hateblo.jp

ピアノ・ソナタ

ピアノは弾けないので、演奏したい曲という項目はかけない。その代わり、今までコンサートで聞いた曲とこれからコンサートで聞きたい曲を挙げよう。

今までコンサートで聞いたピアノ・ソナタ

わたしの通う演奏会は管弦楽室内楽のものが殆どで、ピアノ・リサイタルには、好きなピアニストのものや室内楽演奏会で出演した方のものを聞きにいくので回数としては多くない。今までリサイタルに行って聞いたピアニストというと、クリスチャン・ツィメルマンヴァレリー・アファナシエフ、ピエール=ロラン・エマール、児玉桃、イーヴォ・ポゴレリチ、野平一郎と、思い出しても数は多くはない。

ただ、その一度一度はとても貴重な体験だった。ポゴレリチのリサイタルの会場を支配する雰囲気はまるで黒ミサのような異様で、そこで弾かれた楽曲はすべての曲が心の奥底にまで訴えかけるような迫力で弾かれていた。他の演奏家のリサイタルも忘れがたいものだ。その中でも野平一郎のモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会を挙げたい。

 

野平一郎モーツアルト ピアノソナタ全集1

野平一郎モーツアルト ピアノソナタ全集1

  • アーティスト:野平一郎
  • 発売日: 2009/01/25
  • メディア: CD
 

 

野平一郎水戸芸術館モーツァルト:ピアノソナタ全集2
 

  

野平一郎 モーツアルトピアノソナタ10-13水戸芸術館

野平一郎 モーツアルトピアノソナタ10-13水戸芸術館

  • アーティスト:野平一郎
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: CD
 

 

野平一郎 モーツアルトピアノソナタ全集4

野平一郎 モーツアルトピアノソナタ全集4

  • アーティスト:野平一郎
  • 発売日: 2010/10/12
  • メディア: CD
 

 

野平一郎 水戸芸術館モーツアルトライヴシリーズ 5

野平一郎 水戸芸術館モーツアルトライヴシリーズ 5

 

  

 これから聞きたい曲

ロシアの作曲家が書いたピアノ・ソナタを聞きたいと思っている。

なかでも、ポゴレリチの最新CDに収録されているセルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36を演奏会で聞いてみたい。

2018年12月のリサイタルで演奏したフランツ・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調のような、絶対的な時間や重力を超越した演奏になるのか、それとも別の方向性で聴衆を魅了するのか、興味は尽きない。 

 

 

誰かと一緒に弾きたい曲 #30DaySongChallengeクラシック版 8日目

春季休業が長引き、更にはオンライン授業で在宅時間が長くなることによりセイアK津が乱れている。なんとかして生活にアクセントを加えて、決まった時間に寝て起きる、これに近いことをしたいところである。

 誰かと一緒に弾きたい曲

Twitterには2つアカウントを設けている。そのどちらにも楽器経験者がいて、ピアノは勿論、艦これ用のアカウントにはヴァイオリンにヴィオラ、チェロを弾く人もいる。わたしを入れると弦楽四重奏ができるので、いつかはやってみたいものだ。

ピアノとの合奏

あまりピアノ・ヴァイオリンそれぞれが技巧・合奏ともに難しくないものを選びたい。

フランツ・シューベルト:ピアノの戸ヴァイオリンのためのソナチネ第1番 ニ長調 D384、第2番 イ短調 D385、第3番 ト短調 D408 

Schubert: Sonatinas

Schubert: Sonatinas

 一度第1番を初見で弾いたことがあり、1回で全曲通せた。結構平易に書かれた曲に違いない。手軽ながらも合奏の楽しさが感じられる曲だと思う。

弦楽四重奏

これもある程度初見が効きそうなものを選ぼう。

ウォルフガング・アマデウスモーツァルト:初期弦楽四重奏曲集 

 特に「ミラノ四重奏曲」と呼ばれる6曲、第2番から第7番がいい。

「春に聴きたい曲」

schumannian.hateblo.jp

では第6番を挙げたが、ミラノ四重奏曲は大学1〜2年のときによく合奏したものである。後年に書かれた四重奏曲とは異なりやはり平易に書かれており、すぐに合奏するというときにはいいものである。